危険物乙4の受験料は全国一律4,600円
危険物取扱者試験の受験料は、受験する種別によって国が定めており、全国どこで受験しても一律です。人気の乙種第4類(乙4)の受験料は4,600円です。
| 試験の種類 | 受験料(非課税) | 主な対象者 |
|---|---|---|
| 甲種 | 6,600円 | 全種類の危険物を扱える |
| 乙種 | 4,600円 | 免状に記載された類の危険物を扱える(乙4は引火性液体) |
| 丙種 | 3,700円 | 特定の危険物のみ扱える(ガソリン、灯油など) |
「受験料が値上げされる」という噂は本当? 時折、受験料の値上げに関する情報が出回ることがありますが、2024年現在、乙種の受験料は4,600円で据え置かれています。ただし、試験運営にかかる経費の変動などにより、将来的には改定される可能性もゼロではありません。受験を申し込む際は、必ず**一般財団法人 消防試験研究センター**の公式サイトで最新情報を確認する習慣をつけましょう。
【2パターン】受験料の支払い方法を徹底解説
受験料の支払い方法は、申込み方法によって大きく2つに分かれます。それぞれのメリット・デメリットを理解し、ご自身に合った方法を選びましょう。
1. 電子申請(インターネット申込み)
パソコンやスマートフォンから24時間いつでも申し込める、最も手軽で推奨される方法です。
- 支払い手順:
- 消防試験研究センターのウェブサイトで必要情報を入力し、受験申請を行う。
- クレジットカード、コンビニ決済、ペイジー(Pay-easy)など、希望の支払い方法を選択する。
- 各決済方法の手順に従い、支払い期限内に手数料を支払う。
- メリット:
- 願書を取りに行く手間がない。
- 深夜や早朝でも申請できる。
- 支払い方法が多様で便利。
- 注意点:
- 支払い期限を1日でも過ぎると、申込み自体が無効になります。申請後に送られてくるメールを必ず確認し、速やかに手続きを済ませましょう。
2. 書面申請(願書郵送)
願書(受験案内)を入手し、必要事項を記入して郵送する方法です。
- 支払い手順:
- 消防署などで願書を入手する。
- 願書に必要事項を記入し、顔写真を貼る。
- 受験地の都道府県が発行する**「収入証紙」**を受験料分購入し、願書の所定欄に貼り付ける。
- 願書受付期間内に、簡易書留で郵送する。
- メリット:
- インターネット環境がない方でも申し込める。
- 注意点:
- 収入印紙との間違い: 国の税金支払いに使う「収入印紙」と間違えやすいですが、使用するのは都道府県の「収入証紙」です。
- 購入場所: 銀行や郵便局、役所の会計課などで購入できますが、受験する都道府県の証紙でなければなりません。例えば、埼玉県で受験するのに東京都の収入証紙を貼っても受理されません。
受験料だけじゃない!申込みから受験当日までの重要ポイント
受験料を支払った後にも、いくつか重要なステップがあります。ここでつまずかないように、しっかり確認しておきましょう。
- 受験票の準備を忘れずに 電子申請の場合、試験日が近づくとメールで受験票のダウンロード通知が届きます。自分でダウンロードしてA4用紙に印刷する必要があります。印刷を忘れると受験できない可能性があるため、通知が来たらすぐに対応しましょう。
- 写真のサイズは「縦4.5cm×横3.5cm」 受験票には6ヶ月以内に撮影した証明写真が必要です。サイズを間違えると撮り直しになるため、事前にしっかり確認してください。
- 受験票が届かない・なくした場合 試験日の5日前になっても受験票が届かない(ダウンロード通知が来ない)場合や、紛失した場合は、焦らずに受験を申し込んだ消防試験研究センターの各支部へ電話で問い合わせましょう。当日、会場で再発行の手続きができる場合があります。
一度支払った受験料は、原則として返金されません。これは「申込みを完了した」という事実に対する手数料だからです。だからこそ、万全の準備で試験に臨み、一発合格を勝ち取ることが何より大切です。
4,600円を無駄にしない!一発合格のための最短学習戦略
せっかく受験料を払うのですから、一発で合格したいですよね。乙4は合格率が約70%(全科目受験者)と比較的高めですが、油断は禁物です。短時間で合格点(各科目60%以上)に到達するための戦略をお伝えします。
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出題比率の高い「法令」と「性質・消火」を固める 試験は3科目ありますが、問題数は均等ではありません。
- 危険物に関する法令:15問
- 基礎的な物理学及び基礎的な化学(物化):10問
- 危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法(性消):10問
全35問のうち、法令と性消で25問(約7割)を占めます。この2科目を重点的に学習し、得点源にすることが合格への近道です。特に「性消」は、ガソリンや灯油など身近な物質が多いため、イメージしやすく得点しやすい分野です。
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インプットよりアウトプット(過去問演習)を重視する テキストを隅々まで読むよりも、早い段階で過去問や問題集を解き始めましょう。乙4の試験は、過去に出題された問題と類似した問題が繰り返し出題される傾向があります。間違えた問題の解説を読み、なぜ間違えたのかを理解してテキストに戻る、というサイクルが最も効率的です。
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スキマ時間を制する者が試験を制す 通勤中の電車や休憩時間など、5分でも10分でも時間があれば、スマートフォンアプリや一問一答形式のWebサイトを活用しましょう。知識は一度に詰め込むより、短い時間で何度も触れる方が記憶に定着しやすくなります。
なぜ乙4は人気?受験料以上の価値がある3つの理由
年間約25万人が受験する乙4。その受験料4,600円には、支払う以上の価値があります。
- 圧倒的な需要の高さ ガソリンスタンドをはじめ、化学工場、タンクローリーの運転手、ビルメンテナンス、危険物倉庫など、乙4が必須または歓迎される職場は非常に多岐にわたります。就職や転職の際の「武器」になるコストパフォーマンスの高い資格です。
- 資格手当による収入アップ 企業によっては、月々2,000円〜5,000円程度の資格手当が支給される場合があります。1年で元が取れるどころか、給与アップに直結する可能性があります。
- 他資格へのステップアップ 乙4で得た化学や法令の知識は、消防設備士や公害防止管理者、衛生管理者といった他の国家資格への足がかりになります。キャリアアップの第一歩として最適な資格と言えるでしょう。
受験料は未来への投資です。この記事を参考に、確実な一歩を踏み出してください。
よくあるミス
- 電子申請で支払い手続きを忘れ、申込みが完了していなかった。
- 書面申請で受験地と異なる都道府県の「収入証紙」を貼ってしまい、願書が返送された。
- コンビニ払いの期限が過ぎてしまい、再度申請する羽目になった。
- 受験票に貼る証明写真のサイズが違い、試験当日に撮り直しを指示された。
- 受験料を支払ったことで満足し、本格的な勉強の開始が遅れてしまった。



