引火点の基本定義
引火点とは、可燃性液体から発生した蒸気が空気中で引火するために必要な濃度に達する最低温度です。乙4では「液体そのものが燃えるのではなく、蒸気が燃える」という理解が重要です。温度が上がるほど蒸気の発生量は増え、引火しやすくなります。似た語として発火点がありますが、発火点は点火源がなくても燃え始める温度であり、引火点とは条件が異なります。
乙4試験で問われるポイント
試験では、引火点の高低と危険性の関係、さらに第4類危険物の区分との関連が頻出です。一般に引火点が低いほど常温で蒸気が発生しやすく、火災リスクが高くなります。特に第1石油類は引火点が21℃未満のものが中心で、保管や取扱いで厳重な火気管理が求められます。問題文では「引火点」と「燃焼点」「発火点」を入れ替えたひっかけが出るため、定義を日本語で言えるレベルまで整理しておくことが得点につながります。
代表危険物の引火点と覚え方
ガソリンは約-40℃で非常に低く、灯油はおおむね40℃以上、軽油は45℃前後が目安です。重油はさらに高く、常温での危険性は相対的に下がります。試験対策としては「ガソリンは極端に低い」「灯油・軽油はガソリンより高い」という序列をまず固め、数値は代表例とセットで暗記するのが効率的です。


