貯蔵のイメージ
試験対策

貯蔵ちょぞう

指定数量以上の危険物を、一定の場所に集積し、継続的に保管することを指します。場所、構造、設備に技術上の基準が設けられています。
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貯蔵とは

「貯蔵」とは、指定数量以上の危険物を、ある一定の場所に集めて、継続的に保管することを指します。 ただ単に置いておく、というのとは少し違って、法律で定められた技術上の基準を満たした場所や設備で保管する必要があります。

例えば、ガソリンスタンドでガソリンをタンクに保管したり、化学工場で大量の薬品を倉庫に保管したりする行為が「貯蔵」にあたります。 指定数量というのは、危険物の種類によって定められており、その数量を超えると、消防法の規制を受けることになります。

消防法では、危険物の種類や性質に応じて、貯蔵・取扱いの方法、施設の構造・設備などについて細かく基準が定められています。 これは、火災や爆発などの事故を未然に防ぎ、人々の安全を確保するためのものです。

危険物を取り扱う事業所だけでなく、私たち一般の生活にも密接に関わってくる重要な概念です。例えば、灯油を自宅で保管する場合も、量によっては貯蔵の規制を受ける可能性があります。

試験のポイント

乙種4類危険物取扱者試験において、「貯蔵」に関する問題は頻出です。特に以下の点に注意して学習を進めましょう。

  • 定義の正確な理解: 指定数量以上であること、継続的に保管すること、場所・構造・設備に技術上の基準があること、これら全てが揃って「貯蔵」となることを理解しましょう。
  • 貯蔵方法の区別: 危険物の種類や性質によって、貯蔵方法が異なります。例えば、屋内貯蔵、屋外貯蔵、タンク貯蔵などがあり、それぞれに構造や設備の基準が定められています。
  • 技術上の基準: 各貯蔵方法における具体的な技術上の基準を理解する必要があります。例えば、屋内貯蔵所の壁の材質、タンクの厚さ、消火設備の設置基準などです。
  • 関連法規: 消防法、危険物の規制に関する政令、危険物の規制に関する規則などの関連法規を理解し、問題文に隠された法規の知識を問う箇所を見抜けるようにしましょう。

ひっかけ問題の注意点:

  • 「一時的に保管する」という表現には要注意です。継続的な保管ではないため、「貯蔵」には該当しません。
  • 「指定数量未満の危険物」の場合も、「貯蔵」の定義には当てはまりません。ただし、少量危険物の特例など、別の規制を受ける場合があります。
  • 問題文に具体的な数値が示されている場合、それが技術上の基準を満たしているかどうかを判断する必要があります。

具体例・数値データ

  • ガソリンスタンドの地下タンク: ガソリンスタンドの地下タンクは、タンク貯蔵の代表的な例です。タンクの材質、厚さ、漏洩防止措置など、厳しい技術上の基準が設けられています。
  • 屋内貯蔵所の壁: 屋内貯蔵所の壁は、原則として耐火構造とする必要があります。これは、万が一火災が発生した場合でも、延焼を防ぐための措置です。
  • 消火設備: 貯蔵する危険物の種類や量に応じて、適切な消火設備を設置する必要があります。消火器、スプリンクラー設備、泡消火設備などがあり、それぞれに設置基準が定められています。
  • 指定数量: 例えば、第4類危険物のうち、第一石油類(ガソリンなど)の指定数量は200リットルです。この量を超えると、貯蔵に関する規制を受けることになります。

まとめ

  • 貯蔵: 指定数量以上の危険物を継続的に保管すること。
  • 技術上の基準: 貯蔵場所、構造、設備には技術上の基準がある。
  • 貯蔵方法: 屋内貯蔵、屋外貯蔵、タンク貯蔵などがある。
  • 指定数量: 危険物の種類によって指定数量が異なる。
  • 関連法規: 消防法、危険物の規制に関する政令、危険物の規制に関する規則などを理解する。

これらのポイントをしっかりと理解し、過去問を繰り返し解くことで、乙種4類危険物取扱者試験の「貯蔵」に関する問題を確実に得点できるようにしましょう。

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