動植物油類のイメージ
試験対策

動植物油類どうしょくぶつゆるい

動物または植物から採取される可燃性液体。引火点が比較的高いが、加熱や酸化により自然発火する危険性がある。不乾性油、半乾性油、乾性油に分類される。
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動植物油類とは

動植物油類とは、その名の通り、動物または植物から採取される可燃性の液体のことです。サラダ油やオリーブオイルといった、普段の食生活で馴染み深いものも含まれます。これらの油は、引火点が比較的高い(250℃以上)ため、ガソリンや灯油といった他の危険物に比べると、一見安全そうに見えます。しかし、油の種類や状態によっては、加熱されたり、空気に触れて酸化が進むことで、自然発火する危険性があるため、危険物として指定されています。

初学者の方にとって重要なのは、引火点は高いが、自然発火の危険性があるという点です。この点をしっかりと覚えておきましょう。また、動植物油類は、その性質によって不乾性油、半乾性油、乾性油の3種類に分類されます。それぞれの違いについては後述します。

試験のポイント

乙4試験では、動植物油類に関する以下のポイントがよく問われます。

  • 定義: 動植物油類の定義を正確に理解しているか。
  • 指定数量: 指定数量を超えると貯蔵・取扱いの規制を受けることを理解しているか。指定数量は10,000Lです。
  • 自然発火の危険性: 自然発火のメカニズム(酸化による発熱)と、それを防ぐための対策(冷却、遮光、通風)を理解しているか。
  • 不乾性油、半乾性油、乾性油の分類: それぞれの油の特性と具体例を理解しているか。特に、乾性油は自然発火しやすいことを覚えておきましょう。
  • 消火方法: 動植物油類の火災に適した消火方法(泡消火剤、強化液消火剤など)を理解しているか。水をかけると油が飛び散り、火災を拡大させる可能性があるため、水による消火は厳禁です。

ひっかけ問題の注意点:

  • 「引火点が低い」という記述は誤りです。動植物油類は引火点が高いことを覚えておきましょう。
  • 「水による消火が有効である」という記述は誤りです。水は油を拡散させ、火災を悪化させる可能性があります。
  • 「指定数量は100Lである」という記述は誤りです。指定数量は10,000Lです。桁数に注意しましょう。

具体例・数値データ

  • 不乾性油: オリーブ油、ツバキ油、ヒマシ油など。ヨウ素価100未満。空気に触れてもほとんど固まらない。
  • 半乾性油: 大豆油、ナタネ油、ゴマ油など。ヨウ素価100以上130未満。比較的ゆっくりと固まる。
  • 乾性油: アマニ油、エゴマ油、キリ油など。ヨウ素価130以上。空気に触れると比較的早く固まり、塗料などに利用される。
  • 指定数量: 10,000L
  • 引火点: 250℃以上(種類によって異なる)
  • ヨウ素価: 油脂100gに付加するヨウ素のグラム数。数値が大きいほど乾きやすい(乾性油)。

自然発火のメカニズム:

動植物油類は、空気中の酸素と反応(酸化)することで熱を発生します。この熱が逃げずに蓄積されると、油の温度が上昇し、最終的に発火点に達して自然発火します。特に、乾性油は酸化しやすい性質を持つため、自然発火の危険性が高いです。大量の布や紙などに油が染み込んだ状態で放置すると、表面積が増え、酸化反応が促進されるため、非常に危険です。

まとめ

  • 動植物油類は、動物または植物から採取される可燃性の液体。
  • 引火点は比較的高いが、酸化により自然発火する危険性がある。
  • 指定数量は10,000L。
  • 不乾性油、半乾性油、乾性油の3種類に分類される。乾性油は自然発火しやすい。
  • 消火には、泡消火剤や強化液消火剤を使用する。水による消火は厳禁。
  • 自然発火を防ぐためには、冷却、遮光、通風が重要。

この解説を参考に、動植物油類についてしっかりと理解し、乙4試験合格を目指してください。

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