重油のイメージ
試験対策

重油じゅうゆ

原油を蒸留した際に、ガソリンや灯油などの留分の後に残る、粘度の高い黒褐色の液体燃料。A重油、B重油、C重油に分類される。
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重油とは

重油は、原油を蒸留する過程で、ガソリンや灯油といった比較的軽い油分を取り除いた後に残る、粘り気の強い黒褐色の液体燃料です。イメージとしては、原油を精製する過程で最後に残る、ドロドロとした液体ですね。

重油は、その粘度や成分によってA重油、B重油、C重油の3種類に分類されます。

  • A重油: 比較的粘度が低く、流動性があります。家庭用ボイラーや小型の産業用機械などで使用されます。灯油に近い性質を持ちます。

  • B重油: A重油とC重油の中間の性質を持ちます。あまり流通していません。

  • C重油: 粘度が非常に高く、流動性はほとんどありません。大型船舶の燃料や、大規模な発電所などで使用されます。加熱しないとポンプで送ることが難しいほどです。

重油は、その発熱量の高さから、産業分野において重要なエネルギー源として広く利用されています。しかし、硫黄分を多く含むものが多く、燃焼時に硫黄酸化物を排出するため、環境への負荷が高いという課題も抱えています。

試験のポイント

乙4試験における重油のポイントは、以下の点に集約されます。

  1. 分類の理解: A重油、B重油、C重油の違いを理解しておくことが重要です。特に、粘度、流動性、用途の違いは頻出です。
  2. 用途: 各重油がどのような用途で使用されるかを把握しておきましょう。A重油は家庭用、C重油は船舶や発電所といったキーワードを覚えておくと役立ちます。
  3. 引火点: 重油の引火点は、A重油が約60℃以上、C重油が約130℃以上と、灯油やガソリンに比べて高いことを覚えておきましょう。
  4. 危険等級: 重油はすべて危険等級IIIです。これを問う問題も出題される可能性があります。
  5. 水に溶けない: 危険物共通の性質として、重油は水に溶けません。消火方法を考える上で重要なポイントです。
  6. 比重: 水より重いです。重油が水面に浮くことはありません。

ひっかけ問題の注意点:

  • 「重油は水に溶ける」といった誤った記述に注意しましょう。
  • A重油とC重油の用途が逆になっている問題に注意しましょう。
  • 引火点が灯油やガソリンよりも低いという誤った記述に注意しましょう。

具体例・数値データ

  • A重油の引火点: 約60℃以上
  • C重油の引火点: 約130℃以上
  • 重油の密度: 水より大きい(約0.85~0.95 g/cm³)
  • 重油の発熱量: 約40,000~45,000 kJ/kg

具体例:

  • 大型タンカーがC重油を燃料として航行する。
  • 家庭用ボイラーがA重油を燃料として暖房を行う。
  • 発電所がC重油を燃焼させて発電する。

これらの例を覚えておくことで、重油が実際にどのように利用されているかイメージしやすくなり、理解が深まります。

まとめ

  • 重油は原油の蒸留残油であり、A重油、B重油、C重油に分類される。
  • A重油は粘度が低く、家庭用ボイラーなどに使用される。
  • C重油は粘度が高く、大型船舶や発電所などに使用される。
  • 重油の引火点は灯油やガソリンよりも高い。
  • 重油はすべて危険等級IIIである。
  • 重油は水に溶けず、比重は水より大きい。

これらのポイントをしっかりと押さえて、乙4試験の重油に関する問題に自信を持って対応できるようにしましょう。

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