炭素のイメージ
試験対策

炭素たんそ

多くの有機化合物の基本骨格となる元素。燃焼すると二酸化炭素を生成し、可燃性液体の貯蔵タンク火災における燻焼火災の原因となる。
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炭素とは

炭素(C)は、元素記号で「C」と表される元素で、原子番号は6です。地球上の生命を構成する上で、非常に重要な役割を果たしています。特に、多くの有機化合物の基本骨格となるのが炭素の大きな特徴です。有機化合物とは、炭素原子を含む化合物のことで、石油、プラスチック、ゴムなど、私たちの生活に欠かせない物質の多くが有機化合物にあたります。

炭素は、他の原子と非常に多様な結合を作ることができ、それが有機化合物の多様性につながっています。例えば、炭素原子同士が鎖状に繋がったり、環状に繋がったりすることで、様々な構造を持つ分子が作り出されます。

そして、危険物取扱者試験(乙種第4類)において重要なポイントとなるのが、炭素が燃焼すると二酸化炭素(CO2)を生成するという点です。この二酸化炭素は、消火剤として用いられることもありますが、可燃性液体の貯蔵タンク火災においては、**燻焼火災(くんしょうかさい)**の原因となることがあります。

試験のポイント

乙4試験において、炭素に関する問題は、主に以下の点に注意する必要があります。

  • 燃焼生成物: 炭素が燃焼すると二酸化炭素が発生することを確実に覚えておきましょう。一酸化炭素(CO)も発生しますが、完全燃焼時には二酸化炭素が主生成物となります。
  • 燻焼火災との関連: 可燃性液体の貯蔵タンク火災において、発生した二酸化炭素が酸素を遮断し、表面付近で不完全燃焼が続くことで燻焼火災が発生しやすいことを理解しておきましょう。「二酸化炭素=消火」という短絡的な考え方は危険です。燻焼火災は、再燃の危険性が高いことからも、消火活動を難しくする要因となります。
  • 有機化合物の構成元素: 炭素は多くの有機化合物の基本骨格であることを理解しておきましょう。特に、乙4で扱う危険物である、ガソリン、灯油、軽油、重油、アルコール類などは全て有機化合物であり、炭素を含んでいます。
  • 同素体: 炭素には、ダイヤモンド、グラファイト(黒鉛)、フラーレン、カーボンナノチューブなど、様々な同素体が存在します。これらの同素体は、構造が異なるため、性質も大きく異なります。乙4試験で同素体の詳細な性質が問われることは少ないですが、存在自体は知っておくと良いでしょう。
  • ひっかけ問題: 「炭素は不燃性である」といった誤った選択肢が出題される可能性があります。炭素は、一定の条件下では燃焼するため、可燃性であることに注意してください。

具体例・数値データ

  • 二酸化炭素の消火効果: 二酸化炭素は空気より重く、可燃物を取り囲むように滞留し、酸素濃度を低下させることで消火効果を発揮します。
  • 燻焼火災の発生メカニズム: 貯蔵タンク火災において、二酸化炭素がタンク内の酸素濃度を低下させ、液面付近で不完全燃焼が起こり、煙を大量に発生させる燻焼火災が発生します。この状態は、見た目には鎮火しているように見えても、内部では燃焼が継続しているため、非常に危険です。
  • 炭素の燃焼熱: 炭素1kgが完全燃焼した際に発生する熱量は、約32.8MJ(メガジュール)です。この数値自体を覚える必要はありませんが、燃焼によって大きなエネルギーが発生することを理解しておきましょう。

まとめ

  • 炭素は多くの有機化合物の基本骨格となる重要な元素。
  • 炭素は燃焼すると二酸化炭素を生成する。
  • 二酸化炭素は消火剤として使われる一方、貯蔵タンク火災では燻焼火災の原因となる。
  • 炭素は可燃性である。
  • 有機化合物は炭素を含む化合物である。
  • 燻焼火災は再燃の危険性が高い。

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