危険物乙4は「法令」「物理・化学」「性質・消火」の3科目で構成されます。範囲が広く見えるため難しく感じやすい試験ですが、出題の中心は基礎知識です。ポイントを押さえて学習すれば、独学でも十分に合格を狙えます。
法令は「理解+暗記」で得点源にできる
法令は条文そのものを深く論じる問題より、実務上のルールを問う問題が中心です。まずは頻出テーマを押さえましょう。
- 指定数量
- 製造所等の区分
- 保安監督者・保安講習
- 標識・掲示・点検
学習は「テキストで要点確認→過去問演習→解説で条文確認」の順が効率的です。数字と用語の取り違えを減らせば、安定して6割以上を取りやすくなります。
物理・化学は基礎問題を確実に取る
物理・化学は苦手意識を持たれやすい分野ですが、乙4で問われるのは基礎レベルが中心です。難問を追いかけるより、次を優先してください。
- 密度・比重・蒸気比重
- 燃焼の三要素
- 酸化・還元
- 状態変化と熱の基本
満点は不要です。合格基準は各科目60%以上なので、基本問題の取りこぼしをなくす戦略が最短です。
性質・消火は「頻出危険物」から覚える
この科目は暗記量が多い一方、出題の偏りがあります。よく出る危険物から優先して覚えるのが効果的です。
- 特殊引火物
- 第1石油類
- アルコール類
- 軽油・灯油・重油
表で整理すると記憶が定着しやすくなります。
- 品名
- 分類
- 指定数量
- 水との関係(溶ける/溶けない、浮く/沈む)
- 主な消火方法
学習を続けるコツ
- 1日30〜60分でも毎日触れる
- 週に1回は科目横断で復習する
- 間違えた問題だけを集めたノートを作る
まとめ
危険物乙4は「難しい試験」ではなく「範囲の広い基礎試験」です。法令は数字と用語、物理・化学は基本公式、性質・消火は頻出危険物の整理。この3点を軸に進めれば、合格ラインは十分に到達できます。

