第4類危険物の事故要因を理解するうえで、蒸気圧は重要な指標です。蒸気圧が高い物質は蒸気を発生しやすく、引火・爆発リスクが上がります。試験でも現場安全でも押さえておくべき概念です。
蒸気圧とは
蒸気圧は、液体表面から蒸発した蒸気がつくる圧力です。温度が上がるほど一般に蒸気圧は高くなります。
蒸気圧が高いと何が起きるか
- 可燃性蒸気が発生しやすい
- 空気中で可燃範囲に入りやすい
- 漏えい時に危険領域が広がりやすい
つまり、着火源が近くにある環境では火災リスクが大きくなります。
試験での問われ方
乙4では次の形で出題されやすい傾向があります。
- 揮発性と蒸気圧の関係
- 温度上昇時の危険性変化
- 貯蔵・取扱い時の予防措置
暗記だけでなく、「なぜ危険か」を因果で理解すると応用問題に対応しやすくなります。
予防の基本
- 温度管理(高温環境を避ける)
- 換気の確保
- 漏えいの早期発見と封じ込め
- 点火源管理(火気・静電気)
蒸気圧が高い物質ほど、同じ手順でも厳格な運用が必要です。
まとめ
- 蒸気圧は蒸気発生しやすさの指標
- 蒸気圧が高いと引火・爆発リスクが上昇
- 温度管理・換気・点火源管理が基本対策
蒸気圧を理解すると、第4類危険物の「なぜ危険か」が体系的に見えるようになります。
