乙4では「引火点」と「沸点」を混同した選択肢がよく出ます。どちらも温度に関する用語ですが、意味と危険性の評価軸は別です。ここでは試験で迷わないように違いを整理します。
引火点とは
引火点は、可燃性液体の蒸気に点火源を近づけたとき、着火する最低温度です。火源が必要である点が重要です。
沸点とは
沸点は、液体が沸騰し始める温度です。相変化(液体→気体)の指標であり、着火の有無とは直接同義ではありません。
何が違うのか
- 引火点: 着火しやすさの目安
- 沸点: 蒸発・気化挙動の目安
試験では、引火点が低い物質ほど火災リスクが高いという理解が頻出です。沸点は蒸気発生量や取り扱い条件の判断に関わります。
ひっかけ対策
- 「自然に燃える温度」は発火点
- 「火を近づけて燃える最低温度」は引火点
- 「沸騰開始温度」は沸点
この3語をセットで区別できるようにしておくと、選択肢の切り分けが速くなります。
覚え方のコツ
- 引火点: 引火(火を引き寄せる)に必要な温度
- 沸点: 沸く(気泡が出る)温度
語感と現象を結び付けると、暗記依存を減らせます。
まとめ
- 引火点は火災リスクの直接指標
- 沸点は物理的な状態変化の指標
- 発火点と合わせて3点整理が有効
温度用語の区別は、乙4の基礎得点を安定させる重要ポイントです。
