C-5-4

本試験での誤答パターン対策

監修: 危険物学習チーム

更新 2026-02-19 / 10

目次

  1. 危険物取扱者試験(乙種4類)における誤答しやすいポイントを理解できる。
  2. 具体的な誤答例を通して、知識の曖昧な部分を明確化できる。
  3. 試験本番での時間配分と見直し戦略を立てられる。
  4. 類別を横断した知識のつながりを意識し、応用力を高めることができる。

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C-5-4 本試験での誤答パターン対策

乙種4類危険物取扱者試験、お疲れ様です!いよいよ本試験対策の総仕上げ。ここでは、多くの受験生が陥りやすい誤答パターンを分析し、本番で確実に正解を導き出すための知識とテクニックを伝授します。

よくある誤答パターンと対策

1. 指定数量の計算ミス

指定数量の計算問題は、乙4試験の頻出問題です。しかし、種類、該当する危険等級、水溶性か非水溶性かを混同し、ケアレスミスをする受験生が後を絶ちません。

誤答例: ガソリン(第一石油類、非水溶性)200リットルは何倍?

正解: 200リットル / 200リットル = 1倍

よくある間違い: ガソリンを水溶性と思い込み、指定数量を400リットルとして計算してしまう。

対策: 各危険物の種類、危険等級、水溶性の有無をセットで暗記しましょう。計算問題は必ず単位を意識し、落ち着いて計算することが重要です。不安な場合は、指定数量の一覧表を作成し、常に参照できるようにしておくと良いでしょう。

2. 引火点と発火点の混同

引火点と発火点の違いを理解していないと、関連する問題を間違えやすくなります。

誤答例: 引火点とは、物質が自然発火する最低温度である。

正解: 引火点とは、可燃性の液体が蒸気を発生し、火を近づけると引火する最低温度である。

よくある間違い: 引火点と発火点を同じ意味で捉えてしまう。

対策: 引火点は「火を近づける必要がある」、発火点は「自然に燃え出す」という明確な違いを覚えましょう。それぞれの定義と、具体的な危険物の引火点をいくつか覚えておくと、応用問題にも対応できます。

3. 消火方法の誤り

危険物の種類によって、適切な消火方法が異なります。水で消火できるもの、強化液消火器が有効なもの、泡消火器が適しているものなど、それぞれの特性を理解しておく必要があります。

誤答例: アルコール火災には、水を大量にかけるのが有効である。

正解: アルコール火災には、水溶性であるため、水を大量にかけると火災が拡大する恐れがある。アルコールに有効な泡消火器、または強化液消火器を使用する。

よくある間違い: 全ての火災に水が有効だと考えてしまう。

対策: 各危険物の性質と、それに応じた最適な消火方法をセットで覚えましょう。特に、水溶性危険物、禁水性物質の消火方法については、重点的に学習することが大切です。

4. 類を跨いだ知識の混同

乙4試験では、第四類危険物だけでなく、他の類の危険物に関する知識が問われることもあります。特に、共通する性質や関連する法令に関する問題に注意が必要です。

誤答例: 第1類危険物は、全て酸化性固体である。

正解: 第1類危険物は、酸化性固体であるが、全てが酸化性を示すわけではない。(例:亜塩素酸ナトリウム)

よくある間違い: ある類全体の特徴を、その類に属する全ての物質に当てはめてしまう。

対策: 各類の代表的な物質とその性質を理解し、共通点と相違点を意識して学習しましょう。法令に関する問題では、条文を正確に理解することが重要です。

試験本番での時間配分と見直し

試験時間は限られています。問題を解くスピードを意識し、時間配分を事前に決めておきましょう。難しい問題に時間をかけすぎず、後回しにするのも有効な戦略です。

見直しは必ず行いましょう。 計算ミス、マークシートの記入漏れなど、ケアレスミスがないか確認することが重要です。特に、自信のない問題は、もう一度解き直してみることをおすすめします。

最後に

本試験では、緊張から普段通りの実力が発揮できないこともあります。深呼吸をしてリラックスし、落ち着いて問題に取り組みましょう。これまでの努力を信じて、自信を持って試験に臨んでください。

このページで紹介した誤答パターンは、あくまで一部です。過去問を繰り返し解き、自分の弱点を克服することが、合格への近道です。頑張ってください!

試験のポイント

  • 指定数量の計算ミスを防ぐために、危険物の種類、危険等級、水溶性の有無を確実に覚える。
  • 引火点と発火点の違いを明確に理解し、混同しないように注意する。
  • 危険物の種類に応じた適切な消火方法を覚え、水で消火できない危険物にも注意する。
  • 類を跨いだ知識を整理し、共通点と相違点を意識して学習する。
  • 試験本番では、時間配分を意識し、見直しを必ず行う。
  • 過去問を繰り返し解き、自分の弱点を克服する。

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